このA.D.W.BLUE DUNは、2004年の私のメインとなるドライフライと位置付けています。
釣上がりから、ライズ対応まで、幅広く使う予定です。このモデルでハックルを密に巻いた12番は釣上がりタイプとし、14番から18番までは、ハックルの密度及びテールの密度を変えて、ソラックスダンとしても使えるようにバリエーションを持たせます。また、ボディー素材、カラー、ハックルカラーを変更することで、様々なバリエーションができます。
※A.D.W(エアロドライウイング)

テールや素材カラーの
バリエーション

A.D.W.BROWN DUN
アカマダラに対応

A.D.W.EVENING DUN
イブニングライズに対応

ハックル下部をカットすることで、ソラックスダンとして使用します。
この時、14番から18番までは、ハックル密度を4回から5回程度巻いたものを用意する。釣上がり用は、6回から8回巻いて密度を増す。ボディー素材をバイオットのブラウン、ペールイエローにハックルを各色に合わせたものが、上の中央と右写真。

Thread : ユニスレッド8/0ブラック
Body : コンドルクイルの黒
Wing : エアロドライの白/16 FINE
Hackle : ブルーダン又はナチュラルダン
Tail : レモンウッドダック
Hook : JUSTICE981 IWAI Dry #12〜18
または、TMC 900BL,103BL,100など

先ず、フックのカエシを潰してバーブレスにする。
1)スレッドをシャンクに均等に巻いていく
この時巻く距離がフライのサイズになる。
目安は、ベントのカーブが始まる前1mmぐらいのところまで。

2)テイルにレモンウッドダック(なるべくハリのある先端部分を使用)を取り付ける。

3)コンドルクイルを指でしごいて毛羽立たせてから、テイルの付け根に留める。

4)スレッドをシャンクのほぼ中央まで、均等に太さを合わせながら巻き戻し、巻き戻してきた部分にセメントを薄く付けておく。その位置までが実際のフライのボディーになる。

5)セメントが乾く前にコンドルクイルを慎重に4)のスレッド留め位置まで巻く。この時力を入れ過ぎるとコンドルクイルが切れるので注意。

6)コンドルクイルの余分をカットして、エアロドライを適量取り付ける。
下写真参考 / シャンク上に乗せる感じで留め、3回ぐらい巻けばOK。

エアロドライウイングの取り付け位置は、コンドルクイルの留め位置より1mm程度アイ側に付けるとバランスが良いと思います。(シャンクの中心よりアイ側に1mmぐらいのところ)。アイ側に寄り過ぎると完成後にアイ側が重たくなって、フライの着水時にバランスを崩してしまう場合があります。これは、ハックルの長さとウイングの長さのバランスとも関係しているので、ウイングの長さもで気を付けましょう。

7)ウイングのエアロドライの両サイドを合わせて上にあげ、根元をスレッドで巻き上げる。自立するようになればOK。写真のように1mm程度。(この巻き上げる距離によって、完成時のウイングの開き具合を調節できる。巻き上げ距離を長くすればするほどウイングが開かなくなる。)
※ウイングの根元をタスキ掛けにしても良いが、エアロドライの場合、タスキ掛けにしなくてもウイングのように開くことができます。

8)ボディーのコンドルクイルの留め位置とウイングの留め位置の間の1mmの間隔のところに、ハックルを留めます。




9)スレッドに、ボディー同色のスーパーファインダブを少量撚り付けて、アイの手前までダビングしていく。この工程は行わなくてもOKですが、スーパーファインダブなどのボディー材をダビングしておくとハックルを巻くときに結構楽に巻くことができるのです。ハックル巻きに自信のある人は、そのままハックルを巻いてください。

10)ハックルは、アイ側に倒してから巻くと巻きやすい。また、ハックルの表側がアイ側に向くように巻き始める。
釣上がりタイプの場合
ウイングの後側に3〜4回転、前側に3〜4回転巻く。
ソラックスの場合
ウイングの後側に2回転、前側に2回転等間隔に巻く。完成後にハックル下部をカットする。

11)ハックルをアイのところで巻き留めて、ヘッドを作り、スレッドをカットする。
最後にヘッドセメントを一滴たらして補強する。
ウイングをハックルの長さと同等かまたは、1mm程度長めにカットして、完成です。
長めにしておいて、釣場で調整してもOKです。
ソラックスタイプも、ハックルのカットは、釣場で行うといいと思います・・・・。

上から見た、A.D.W.BLUE DUNです。